(第12回)法定相続分って本当に平等? — 家族の気持ちを守る、やさしい相続の考え方 —
法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、

鳴門市にお住まいの皆さまの中には、「相続のこと、家のこと、将来のこと、そろそろ考えておいた方がいいのかな…」と感じている方が増えています。海沿いの地域に多い空き家の問題、県外に出たお子さんとの連絡、認知症の不安など、鳴門市ならではの事情もありますよね。
この記事では、生前にできる準備を"難しい専門用語を使わずに"やさしくまとめました。「まだ元気だけど、家族に迷惑をかけたくない」「今のうちに少しずつ整理したい」と感じている方の背中をそっと押せる内容となっています。今日からできる小さな一歩を、一緒に見つけていきましょう。
◆ 目次
1. 鳴門市で生前対策が注目されている理由

鳴門市ではここ数年、生前対策に関するご相談が増えています。その背景には、地域の事情が関係しています。
● 海沿いの地域に多い「空き家化」
鳴門市は海に面した地域も多く、潮風による建物の老朽化や、管理が行き届かず空き家が増えるケースが目立っています。
相続の際に名義がそのままになっていると、売却も修繕もできず、家族が困る状況になりやすいのです。
● 子どもが県外に出るケースが多い
大学進学や就職で県外に出るお子さんが多く、
「親の財産や家の状況が把握できない」
という家庭も増えています。
● 認知症への不安
将来判断が難しくなったときに、
「銀行や役所の手続きができるのか」
「家の管理はどうなるのか」
と心配される方が多く、その対策を早めに考える方が増えています。
2. 生前対策は「家族のための安心準備」

生前対策と聞くと、「難しそう」「早すぎるのでは?」と思う方もいますが、実はとても身近なものです。
生前対策とは、
"将来、家族が困らないように準備しておくこと"
を意味します。
難しく考える必要はありません。
◆ 生前対策でできること
「自分がいなくなった後ではなく、"今"。家族のためにできることを少しずつ準備する」
それが生前対策の基本です。
3. 鳴門市でよくあるお悩み3つ

当事務所に寄せられる"鳴門市特有の"生前対策の悩みをご紹介します。
● ① 認知症になったら財産はどうなる?
判断能力が下がると、
・預金が引き出せない
・不動産の売却ができない
・契約の見直しも不可
といった問題が起きます。
鳴門市では高齢世帯が多く、
「元気なうちに、管理をお願いできる仕組みを作りたい」
というご相談が増えています。
→ 家族信託や任意後見制度 が役立ちます。
● ② 実家が空き家になりそうで不安
「親が亡くなった後、実家をどうするか話していない」
「遠方の子どもが管理できない」
という声がとても多いです。
海風が強い地域では老朽化の進行が早く、
放置すると修繕費が高くなる場合も。
→ 生前のうちに
"売る・貸す・残す" の方向性を話し合っておくことが重要です。
● ③ 相続人が県外に住んでいて連絡が取りづらい
鳴門市は県外に子どもが住んでいる家庭が多く、
・財産の情報共有ができていない
・相続手続きがスムーズに進まない
というトラブルが多いです。
→ エンディングノートや財産リスト を作っておくと大きな助けになります。
4. 誰でもできる生前対策4ステップ

「生前対策って大変そう…」
そう思っている方でも、この流れなら安心です。
◆ STEP1:財産を書き出すだけでOK
家、土地、預貯金、保険などを簡単にメモします。
完璧でなくて大丈夫。最初の一歩です。
◆ STEP2:家族に"少しだけ"話してみる
「将来のこと、少し考えているんだ」
この一言から会話が広がります。
◆ STEP3:思いを"書面"にする
◆ STEP4:専門家に確認する
自分に合った方法を選ぶために、司法書士への相談がおすすめです。
方向性さえ決まれば、あとは手続きを整えるだけです。
5. 鳴門市の地域性を踏まえた対策ポイント

鳴門市の特徴を反映した"効果的な生前対策"をご紹介します。
● 海沿いの不動産は「管理」と「処分」の選択が重要
潮風の影響で老朽化が早いこともあり、
生前のうちに処分方針を決めておくメリットが大きい です。
● 観光地近くは「賃貸」「駐車場」「店舗」といった転用も可能
生前のうちに家族と話しておくことで、
相続後のトラブルを防げます。
● 県外の家族には"オンラインで共有"
LINEやメールで
・相続関係図
・財産リスト
・希望を書いたメモ
を送るだけでも、家族全員が安心できます。
一番いいのは、顔を合わせたときに話をすることです。年末、お盆などお子様の規制に合わせて、一度お話をしてみてはいかがでしょうか?
6. 家族と話し合いを進めるコツ

生前対策の相談は、どうしても話しづらく感じますよね。
そこで無理なく話せる"3つのコツ"を紹介します。
● コツ①:将来の心配ではなく「希望」から話す
「こうなったら困る」ではなく、
「こういう暮らしがしたい」
「こんな風に管理してほしい」
といった前向きな話題が入りやすいです。
● コツ②:一度で決めなくて良い
生前対策は"何度かに分けて話す"ほうが上手く進みます。
● コツ③:第三者(専門家)がいると家族が話しやすい
家族だけだと意見がぶつかることも。
専門家が入るとスムーズに話がまとまりやすくなります。
7. 今日できる"最初の一歩"

難しく考えなくても大丈夫です。
今日、できることは次の3つだけです。
この3つが、将来の安心に大きくつながります。
8. 生前対策の無料相談について
生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。
📞 電話予約:087-873-2653

🌐 お問い合わせフォームはこちら
📆 土日祝も可能な限り対応いたします。
また、相続税対策・登記相談も含めた無料相談会も開催中です:

・第3水曜開催:087-813-8686(要予約)


法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、
✔ 話し合いの進め方がわからない
✔ 気持ちのすれ違いが起きる
✔ 決め方の順番を間違える
遺言書には主に
「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」 の2種類があります。
遺言書とは、
自分が亡くなったあと、財産をどう分けるかを書いておく手紙 のようなものです。