(第12回)法定相続分って本当に平等? — 家族の気持ちを守る、やさしい相続の考え方 —
法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、

三木町では、高齢化や農地・山林の名義放置、実家の空き家化が増えており、相続をめぐる家族の負担が大きくなっています。高松市のベッドタウンとして発展した一方で、「親は三木町、子は市外」という構図も多いため、生前対策が重要です。本記事では、三木町の地域事情に合わせた対策を司法書士が解説します。
■ 目次
生前対策の無料相談
1.三木町で生前対策が必要とされる理由

三木町は、香川大学医学部や医療機関が集まる"医療の町"であり、高松市近郊の住宅地としても発展している町です。一方、内場地区・田中地区・小蓑地区などでは農地・山林が多く、昔ながらの土地がそのまま引き継がれているケースも多く見られます。
こうした"人口増エリア"と"過疎化エリア"が混在することが、生前対策を難しくする一因です。
三木町で生前対策が求められる背景には、次の3つがあります。
●① 親が三木町、子が県外・市外に住むケースが多い
三木町は高松市のベッドタウンとして機能しており、
子ども世代は高松市中心部、関西、中国地方などへ移住することがよくあります。
その結果、相続が発生すると、
を"離れた家族"が担当せざるを得ず、大きな負担になります。
●② 農地・山林・古い家屋が多く、相続の話し合いが複雑になりがち
田中・小蓑・白山方面では、
という土地が多く、生前に整理しておくことが非常に有効です。
●③ 空き家予備軍が増加傾向
平木・氷上などの市街地から少し離れると、
空き家予備軍の増加が見られます。
名義放置のままだと、
といったリスクが生じます。
生前対策は、これらの問題を"未然に防ぐ"ための重要な準備です。
2.生前対策の基本

三木町で特に重要となる対策をご紹介します。
●(1)遺言書 —— 実家や農地の承継トラブルを防ぐ
三木町の相談で多いのは、
という問題です。
遺言書を作っておくと、
ため、非常に有効です。
●(2)家族信託 —— 認知症対策として最適
三木町は高齢化が進んでおり、認知症によって財産管理が難しくなる前に備える必要があります。
家族信託を利用すると、
などが家族に任せられ、認知症になっても生活に支障が出にくくなります。
●(3)任意後見 —— 介護・医療の備えとして必須
介護施設や医療契約が多い三木町では、
任意後見契約が役立ちます。
など、将来必要になる手続きを、あらかじめ信頼できる家族に任せることができます。
●(4)財産整理 —— 農地・山林・実家の棚卸し
三木町は、地形的に土地が広範囲に分散していることが多く、
というケースが少なくありません。
生前の段階で整理することで、家族の負担を大幅に軽減できます。
3.三木町特有の"リスクの芽"

●① 土地が分散し、相続人が把握できない
三木町の農地・山林は、固定資産税明細だけでは把握が難しいことが多いです。
相続発生後に調査すると、
「こんなところに土地があったの?」
というケースがしばしばあります。
●② 古い家屋が空き家化しやすい
特に旧来の集落では、空き家予備軍が顕著です。
名義放置は、
につながります。
●③ 認知症で財産が動かせなくなる
三木町の高齢化率は年々上昇しており、
親が高齢の場合、認知症対策は必須です。
4.農地・山林・実家の名義放置のデメリット

生前対策を後回しにすると、次のような問題が起きます。
三木町では、農地と山林の名義放置が特にトラブル化しやすいです。
5.三木町で実際に多い相談ケース

●ケース1:平木の実家に高齢の親が一人暮らし
→ 家族信託と遺言書で「管理」と「承継」の両方を整理。
●ケース2:田中地区の農地が広範囲に分散
→ 遺言書で"誰が相続するか"を指定し、将来の分割トラブル防止。
●ケース3:内場の空き家予備軍問題
→ 生前に名義整理し、売却・賃貸の方針を明確化。
6.まとめ
三木町は、
が同時に存在する町であり、
相続発生後に手続きが複雑になりやすい地域です。
だからこそ、
**生前の準備が"家族の負担を最も減らす方法"**といえます。
遺言書、家族信託、任意後見の三本柱を中心に、
早めに動き始めることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

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法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、
✔ 話し合いの進め方がわからない
✔ 気持ちのすれ違いが起きる
✔ 決め方の順番を間違える
遺言書には主に
「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」 の2種類があります。
遺言書とは、
自分が亡くなったあと、財産をどう分けるかを書いておく手紙 のようなものです。