(第12回)法定相続分って本当に平等? — 家族の気持ちを守る、やさしい相続の考え方 —
法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、

まんのう町では、高齢化や空き家の増加、遠方に住む家族との「相続の連絡・手続きの負担」など、将来の不安が大きくなっています。この記事では、初めての方でも理解しやすいように、まんのう町の地域特性を踏まえた生前対策のポイントをやさしく解説します。
【目次】
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1.まんのう町で「生前対策」が注目される理由

まんのう町は自然が豊かで、のんびりとした暮らしを大切にしている地域です。
しかし近年、次のような事情から「生前対策」の重要性が高まっています。
●① 高齢化が進み、家族の負担が大きくなりやすい
まんのう町では、子どもが市外・県外へ就職し、親世代が地元に残るケースが増えています。
そのため、相続発生時に「手続がスムーズにできない」という相談が多く寄せられています。
●② 空き家が増え、管理負担が増大
まんのう町は広い土地を持つご家庭も多く、
「家を残したまま誰も使わない」
「草木が伸びて近所迷惑になってしまう」
など、空き家の問題が深刻化しつつあります。
●③ 相続登記義務化がスタート
令和6年から相続登記が義務化され、
不動産の名義放置は"過料(最大10万円)"の対象になりました。
まんのう町でも「まだ名義が祖父母のまま…」という相談が増加しています。
2.生前対策とは?初心者向けのやさしい説明

生前対策とは、
**「将来困らないために、元気なうちにできる準備」**のことです。
難しいものではなく、次のような内容から始められます。
生前対策は、特別な人だけがするものではありません。
家や預貯金がある人なら誰でも必要な、ごく身近な準備です。
3.まんのう町で増えている"よくあるお悩み"

●① 認知症になった後の手続きが心配
まんのう町では、ひとり暮らしの高齢者の増加もあり、
銀行取引や不動産の管理が難しくなるケースが増えています。
→ 生前にできる対策:家族信託、任意後見契約
●② 実家・土地をどうするか決まっていない
農地や広い宅地をお持ちの家庭では、
「相続後、どう利用するか決まらないまま放置」
というケースが非常に多いです。
→ 生前にできる対策:不動産の整理、家族会議、遺言作成
●③ 遠方に住む家族との連絡が大変
子どもや兄弟が県外に住んでいる場合、
相続発生後に一気に負担が増えやすいのが特徴です。
→ 生前にできる対策:エンディングノート、財産目録、必要書類の整理
4.生前対策の基本:これだけは押さえたい4つの準備

① 財産の見える化(一覧にする)
まんのう町でよく聞くのが、
「書類がどこにあるか家族が知らない」という問題。
まずは次の3点を紙に書き出すだけでOKです。
これがあるだけで、家族はとても助かります。
② 遺言書の作成("もめない相続"の基本)
兄弟間のトラブルは、まんのう町でも増えています。
公正証書遺言であれば、
「誰に何をどのように渡すか」を確実に残せます。
特に次のようなご家庭は遺言が必須です。
③ 認知症への備え(家族信託・任意後見)
認知症になると、不動産の売却や預金の引き出しができません。
まんのう町では農地・宅地を持つご家庭が多く、
特に家族信託が役立つケースが増えています。
④ 実家・土地の方針を決める
まんのう町は農地や広い土地が特徴で、
「相続で共有状態になってしまう」
というケースが多発しています。
共有になってしまうと、
売却も活用も兄弟の同意が必要になり、手続きが複雑です。
生前のうちに…
を話し合っておくことが、家族を守ることにつながります。
5.まんのう町の地域事情に合わせた具体的ポイント

●農地・山林の扱いは早めに方針を
まんのう町には、世代を超えて守られてきた農地や山林が多くあります。
しかし、次世代が町外に住んでいる場合、
管理ができず荒れてしまうケースが少なくありません。
生前に整理・話し合いを進めることで、
管理放棄や固定資産税負担の軽減につながります。
●空き家対策と生前対策はセットで考える
空き家を放置すると、
・倒壊リスク
・草木の繁茂
・近隣トラブル
など、負担が大きくなります。
「誰が住むのか」「売却するのか」を早めに決めておくことで、
家族全員の安心につながります。
●遠方家族には"情報整理"が最大の助け
まんのう町から県外に住む家族へ、
生前に「必要書類の場所」や「財産の内容」を伝えておくだけで、
相続発生時の負担が大幅に減ります。
エンディングノートはその手助けとして最適です。
6.家族円満のための話し合いのコツ

生前対策は、家族全員の気持ちを大切にしながら進める準備です。
話し合いは、家族の安心を生む大切な時間です。
7.今日からできる簡単ステップ
① 家にある書類を一か所にまとめる
→ 固定資産税の通知書、預金通帳、保険証券など
② 家族に"気になること"を話してみる
→ どんな小さなことでもOK
③ 司法書士などの専門家に相談する
→ 正しい方向性で進めるための最初の一歩になります
生前対策は「早すぎる」ということはありません。
むしろ、「今」が最適です。

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法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、
✔ 話し合いの進め方がわからない
✔ 気持ちのすれ違いが起きる
✔ 決め方の順番を間違える
遺言書には主に
「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」 の2種類があります。
遺言書とは、
自分が亡くなったあと、財産をどう分けるかを書いておく手紙 のようなものです。