【第3回】「相続させない」と書いたのに意味がない?見落としがちな“対象者”の落とし穴
「この人には相続させたくないので、遺言に書いておけば大丈夫ですよね?」
このようなご相談をいただくことがあります。しかし実は、相手が"相続人でない場合"、その記載にはほとんど意味がありません。本記事では、「相続させない」と書いたのに効果がないケースと、その理由をわかりやすく解説します。

香川県でも注目される相続対策の一つが遺言書の作成です。自筆証書遺言と公正証書遺言の違いを理解しないまま作成すると無効になることも。高松市・丸亀市の事例を交えて解説します。
📌目次
1. なぜ遺言書が必要なのか?香川県で増える相続問題

香川県、高松市、丸亀市では高齢化が進み、相続に関する相談が年々増加しています。
遺言書は「家族のトラブルを防ぐお守り」とも言えますが、実際には作成していない方が大半です。
「うちは仲がいいから大丈夫」と思っていても、相続では思わぬ問題が表面化します。
相続財産の分配方法が不明確だと、相続人同士で協議が必要になり、感情のもつれから裁判にまで発展するケースもあります。
2. 自筆証書遺言とは|書き方と特徴

自筆証書遺言は、遺言者が全文を自筆で書く遺言書です。
2020年からは法務局で保管できる「自筆証書遺言書保管制度」も始まり、保管面では安心が増しました。
自筆証書遺言の特徴:
特に多い失敗例は「日付がない」「訂正方法が間違っている」「署名・押印が抜けている」などの形式不備です。
3. 公正証書遺言とは|作成方法と特徴

公正証書遺言は、公証役場で公証人に作成してもらう遺言書です。
司法書士が必要書類を整え、公証人役場との調整を行うので、形式不備のリスクがほとんどありません。
公正証書遺言の特徴:
公正証書遺言は「絶対にトラブルを避けたい」「遺言内容を確実に残したい」という方におすすめです。
4. どちらを選ぶ?自筆証書遺言と公正証書遺言の比較

「費用を抑えて自分で作りたい」という方は自筆証書遺言、「確実に効力を残したい」という方は公正証書遺言が適しています。
5. 香川県での具体的な失敗事例と成功事例
【失敗例】
高松市で実際にあったケースでは、父親が自筆証書遺言を作成していたものの、押印がなく、法的効力が認められませんでした。
結果として相続人同士の協議がまとまらず、家庭裁判所での調停に発展しました。
【成功例】
一方、丸亀市で公正証書遺言を作成したご家庭では、親の希望が明確に残されていたため、相続人全員がトラブルなく協議を終え、スムーズに相続手続きを進められました。
同じ「遺言書」でも、方式一つで結果が大きく変わります。
※あくまで比較事例です。
6. 遺言書を作成するときに気をつけるポイント
特に初めての方は、司法書士に相談し、法的に有効な形で残すことをおすすめします。
7. まとめ|香川県の遺言書作成は司法書士に相談を
自筆証書遺言も公正証書遺言も「正しく作る」「正しく保管する」ことが何より重要です。
香川県内で遺言書の作成をお考えの方は、一度専門家にご相談ください。
相続トラブルを防ぎ、大切な財産を家族に安心して引き継ぐお手伝いをいたします。

「この人には相続させたくないので、遺言に書いておけば大丈夫ですよね?」
このようなご相談をいただくことがあります。しかし実は、相手が"相続人でない場合"、その記載にはほとんど意味がありません。本記事では、「相続させない」と書いたのに効果がないケースと、その理由をわかりやすく解説します。
「うちは平等に分けているから大丈夫です」
このようにおっしゃる方は多いのですが、実は"平等に分けた遺言"ほど揉めるケースがあります。原因は、法律上の公平と、家族の感情としての公平が一致しないことです。本記事では、なぜそのようなズレが起こるのか、そしてどうすれば防げるのかをわかりやすく解説します。
「遺言書を書いておけば安心ですよね?」
このようなご相談をよくいただきます。確かに、遺言書はとても大切なものです。しかし実は、遺言書だけでは対応できないことも多く、かえって手続きが止まってしまうケースもあります。本記事では、遺言書の役割と限界、そして本当に必要な生前対策について、わかりやすく解説します。
遺言書は「書けば終わり」ではありません。
家族に内容を伝え、理解されてはじめて安心につながります。