(第12回)法定相続分って本当に平等? — 家族の気持ちを守る、やさしい相続の考え方 —
法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、

資産が2倍になるまでに何年かかるのか。
実は、複雑な計算をしなくても
簡単に目安を知る方法があります。
それが 「72の法則」 です。
計算式はとてもシンプルです。
資産が2倍になる年数 = 72 ÷ 年利(%)
例えば、年利4%の場合
72 ÷ 4 = 18
つまり、資産が約2倍になるまでには 18年程度かかるということになります。
この法則は投資の世界では古くから知られており、
資産運用のスピードを感覚的に理解するための便利な目安として使われています。
この記事では、72の法則の意味や計算方法、投資判断での活用方法をわかりやすく解説します。
目次
1 72の法則とは

72の法則とは、資産が約2倍になるまでの年数を簡単に計算できる方法です。
投資や資産運用では、複利によって資産が増えていきます。
しかし、複利の計算は通常やや複雑です。
そこで使われるのが「72の法則」です。
この方法を使えば、
金利を見るだけで資産が2倍になるまでの期間をおおよそ把握できます。
金融教育や投資の解説でも広く使われている基本知識です。
2 72の法則の計算式

72の法則の計算式はとてもシンプルです。
資産が2倍になる年数 ≒ 72 ÷ 金利(%)
例えば
このように、簡単な割り算だけで資産の増え方をイメージできます。
3 年利ごとの資産倍増の目安
72の法則を使うと、次のような目安になります。
年利 2倍になる目安
2% 約36年
3% 約24年
4% 約18年
5% 約14年
6% 約12年
8% 約9年
10% 約7年
この表を見ると、金利が少し変わるだけで資産の増えるスピードが大きく変わることが分かります。
仮に投資話として「今ご契約いただいたら、年利4%ですので、10年以内に資産は2倍になります。」という言葉は、嘘ということになります。10年以内に資産を2倍にしたいのであれば、年利8%近くは必要ということになります。
4 72の法則の具体例

例えば100万円を運用した場合を考えてみましょう。
年利4%で運用すると、72の法則では
約18年で200万円
になると予測できます。
実際の複利計算でも
1.04¹⁸ ≈ 2.03
となり、ほぼ同じ結果になります。
このように72の法則は、資産の増加スピードを直感的に理解するための便利な目安になります。
5 72の法則はなぜ72なのか
本来、資産が2倍になる年数は次の式で求めます。
(1 + 金利)^年数 = 2
この計算を対数で近似すると、
実際には 約69.3 ÷ 金利 になります。
しかし
という理由から、金融の世界では 72という数字が広く使われるようになりました。
6 投資判断での使い方
72の法則は、投資の目安として使うことができます。
例えば
というように、資産がどのくらいのスピードで増えるのかを感覚的に理解できます。
また、逆に
「10年で資産が2倍」
という話があれば
72 ÷ 10 = 7.2
つまり、年利7%以上が必要だと判断できます。
このように、投資の話を聞いたときに
利回りが現実的かどうかを判断する目安としても使えます。
7 72の法則を知るメリット
72の法則を知っていると、次のようなメリットがあります。
難しい金融計算をしなくても、
簡単な割り算だけで資産運用の感覚をつかめることが最大のメリットです。
8 まとめ

72の法則は、資産運用の基本的な考え方を理解するための便利な方法です。
覚えておきたいポイントは次の通りです。
資産が2倍になる年数
= 72 ÷ 金利
例えば
この簡単なルールを知っているだけでも、
資産運用のスピードを感覚的に理解できるようになります。
※老後資金を失わないためにも覚えておくといいかもしれませんね。
9 よくある質問(FAQ)

Q1 72の法則とは何ですか
資産が2倍になる年数を「72 ÷ 金利」で計算する方法です。
Q2 なぜ72という数字を使うのですか
複利計算を近似した結果に近く、計算もしやすいためです。
Q3 72の法則は正確な計算ですか
正確な複利計算ではありませんが、実務でも使われる近似値です。
Q4 年利4%なら何年で資産は2倍になりますか
約18年です。
Q5 10年で資産を2倍にするには何%必要ですか
約7%以上の利回りが必要になります。
Q6 72の法則は投資判断に使えますか
資産増加のスピードを判断する目安として利用できます。
Q7 72の法則は誰が作ったのですか
正確な発祥は不明ですが、金融教育や投資の世界で長く使われてきた計算方法です。
Q8 貯金でも72の法則は使えますか
金利がつく資産であれば、目安として使うことができます。
Q9 金利が高いほど資産は早く増えますか
はい。金利が高いほど、資産が2倍になるまでの期間は短くなります。
Q10 投資初心者でも覚えるべきですか
はい。資産運用の基本的な感覚を理解するのに役立つ知識です。

法律で決められた法定相続分は、
「財産を平等に分ける基準」ですが、
✔ 話し合いの進め方がわからない
✔ 気持ちのすれ違いが起きる
✔ 決め方の順番を間違える
遺言書には主に
「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」 の2種類があります。
遺言書とは、
自分が亡くなったあと、財産をどう分けるかを書いておく手紙 のようなものです。