香川県・丸亀市に実家のある方へ|相続登記義務化と空き家・土地放置リスクを司法書士が解説

2025年07月31日

香川県・丸亀市に実家がある県外在住の方へ。2024年4月から相続登記が義務化され、放置すると過料の可能性があります。空き家や土地の相続を後回しにしないためのポイントを司法書士が解説します。

【目次】

  1. 相続登記義務化とは?
  2. 義務化の背景と丸亀市の事情
  3. 丸亀市の相続の特徴
  4. 相続登記を放置するとどうなる?
  5. 丸亀市で多いご相談例
  6. 後悔しない相続の備え方
  7. 無料相談のご案内(CTA)

1. 相続登記義務化とは?

 2024年4月から、相続で不動産を取得した場合には
 3年以内に相続登記をすることが法律で義務化されました。
 これまでは「名義を変えなくても困らないから」と放置している方も多くいましたが、
義務化後は登記を怠ると**10万円以下の過料(罰金)**が科される可能性があります。

2. 義務化の背景と丸亀市の事情

 相続登記義務化の背景には、所有者不明土地問題があります。
 相続登記がされないまま放置される土地や空き家が増え、
全国で社会問題化しています。

 香川県の西部に位置する丸亀市も例外ではありません。
 歴史ある城下町として発展してきた地域であり、
古くからの住宅地や田畑がそのまま相続され、
県外在住の子世代が名義変更をせずに放置するケースが目立っています。

3. 丸亀市の相続の特徴

 丸亀市は市街地の住宅地に加え、郊外に広がる農地や山林が多いのが特徴です。
 商業エリアが発展している一方で、古い家屋が相続されたまま空き家になっている事例も少なくありません。

親世代が亡くなり、実家が空き家のまま放置されている
農地や山林を誰も管理できず、草刈りの負担だけが残る
兄弟間の話し合いが進まない
遠方に住んでいて手続きを進められない

こうした状況で、相続登記を後回しにしてしまうケースが多く見られます。

4. 相続登記を放置するとどうなる?

 相続登記をせずに放置すると、相続人が増え、
代替わりが進むにつれて権利関係が複雑化します。
 誰がどの土地をどのように相続するのかが不明確になり、
遺産分割協議がまとまらなくなる原因になります。

 また、空き家は老朽化が進むと倒壊や火災、近隣への被害といった
リスクが高まります。最終的に自治体からの指導や解体命令を受け、
高額な解体費用が相続人にのしかかる事例も増えています。

 農地の場合も農地法の制約により、売却や転用が容易ではなく、
相続登記をしないままだと有効活用が進みません。

5. 丸亀市で多いご相談例

 当事務所には丸亀市に実家がある県外在住の方から
以下のようなご相談が寄せられています。

「親が亡くなって数年、名義が変わっていない」
「兄弟で話し合いがまとまらない」
「農地や山林の扱いに困っている」
「空き家を売却したいが登記をしていない」
「遠方で手続きの時間が取れない」

 相続登記には戸籍の収集、遺産分割協議書の作成、
農地の場合は農業委員会との調整など、
一つ一つ専門的な作業が必要です。

6. 後悔しない相続の備え方

 「そのままでも大丈夫」と思っている間に、
相続問題は確実に複雑になります。
 名義変更は早めに済ませ、
空き家の活用や農地の扱いを家族で話し合っておくことが重要です。

 当事務所では、相続登記の代行だけでなく、
相続税対策、空き家の売却、農地の扱いに関するご相談も
ワンストップで対応しています。

「何から手を付けて良いかわからない」という方も、
まずはお気軽にご相談ください。

【無料相談のご案内(CTA)】

生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。

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