【香川県・直島町に実家のある方へ】相続登記義務化と空き家・島の土地放置リスクを司法書士が解説

2025年08月14日

香川県・直島町に実家がある県外在住の方へ。2024年4月から相続登記が義務化され、放置すると過料の可能性も。空き家や島の土地の相続を後回しにしないポイントを司法書士がわかりやすく解説します。

【目次】

  1. 相続登記義務化とは?
  2. 義務化の背景と直島町の事情
  3. 直島町の相続の特徴
  4. 相続登記を放置するとどうなる?
  5. 直島町で多いご相談例
  6. 後悔しない相続の進め方
  7. 無料相談のご案内(CTA)

1. 相続登記義務化とは?

 2024年4月から、相続で土地や家を取得した場合、
3年以内に相続登記を行うことが法律で義務化されました。
 これまでは「名義変更しなくても困らない」と後回しにされがちだった相続登記ですが、
義務化により怠ると**10万円以下の過料(罰金)**が科される可能性があります。

2. 義務化の背景と直島町の事情

 相続登記義務化の背景には、全国で増え続ける所有者不明土地問題があります。
 登記がされないまま放置された土地や空き家が地域の利活用を妨げ、
空き家問題、農地放置問題が深刻化してきたことが背景です。

 直島町は現代アートの島として国内外に知られ、観光客も多く訪れますが、
島内には昔ながらの集落や農地、山林が多く残り、
島外に出た相続人が名義変更をせずに土地を放置している例が少なくありません。

 観光地としての発展が進む一方で、空き家の放置が景観を損なうことも課題です。

3. 直島町の相続の特徴

 直島町の相続では、空き家の相続に加え、
耕作放棄地や山林の相続が多いのが特徴です。

実家が空き家のまま数年放置されている
農地を相続したが管理できない
兄弟が県外にいて話し合いがまとまらない
相続税や固定資産税だけ払い続けている

 離島という地理的なハードルに加え、
現代アートの観光地として土地の利活用に需要がある一方で、
相続登記がされないことで売却や貸し出しが進まない例が増えています。

4. 相続登記を放置するとどうなる?

 相続登記をしないまま放置すると、相続人が増えて権利関係が複雑になり、
話し合いがまとまらなくなります。
 結果として、土地や空き家を活用も売却もできず、
固定資産税だけが残る負担となります。

 放置された空き家は老朽化により倒壊・火災などの危険性が高まり、
町からの指導や解体命令が出ることもあります。
 その費用を最終的に負担するのは相続人です。

 農地も農地法の規制があり、名義変更をしない限り売却や転用ができず、
税負担だけが続きます。

5. 直島町で多いご相談例

 当事務所には直島町に実家がある県外在住の方から、
以下のようなご相談が多く寄せられています。

「親が亡くなって何年も名義が変わっていない」
「島外に住んでいて手続きを進める時間がない」
「農地の処分に困っている」
「空き家を売却したいが登記が済んでいない」
「兄弟で話し合いがまとまらない」

 相続登記には戸籍集め、遺産分割協議書の作成、
農業委員会との調整など、専門的な知識が必要です。

6. 後悔しない相続の進め方

 「まだ大丈夫」と思っているうちに相続問題は複雑化していきます。
 直島町のように島外との往復コストや時間がかかる地域では、
名義変更を後回しにするほど負担は増えてしまいます。

 名義変更は早めに済ませ、空き家の利活用や農地の活用も
家族でしっかり話し合い、不要な負担を残さないことが大切です。

 当事務所では、相続登記だけでなく、空き家の売却相談、
農地の整理、相続税対策までワンストップでサポートしています。

 「何から始めればいいかわからない」という方も、
まずはお気軽にご相談ください。

【無料相談のご案内(CTA)】

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