「うちは財産が少ないから遺言書はいらない」
「まだ元気だから、いつか書けばいい」
【あいりす相続らじお第3回】遺言書は本当に必要?香川県高松市の司法書士が解説|認知症・相続トラブルを防ぐ「未来設計型」生前対策ガイド
「うちは財産が少ないから遺言書はいらない」
「まだ元気だから、いつか書けばいい」
そう思っていませんか?
実は、遺言書は"亡くなった後の書類"ではなく、
**家族がもめない未来をつくる「安心の設計図」**です。
特に香川県・徳島県のように「実家=不動産」が相続財産の中心となるご家庭では、遺言書があるかどうかで手続きの負担や家族関係が大きく変わります。
さらに認知症になると、遺言書は法的に作成できなくなる可能性があります。
つまり――
書きたい時には、もう書けないかもしれない。
この記事では、司法書士の視点から
✔ 遺言書が必要な本当の理由
✔ 自筆と公正証書の違い
✔ 遺留分トラブルの回避法
✔ 生命保険との賢い組み合わせ
✔ 2025年開始のデジタル公正証書遺言
まで、やさしく解説します。
【目次】
1.なぜ今、遺言書が必要なのか?相続トラブルの現実
2.「家族仲が良いから大丈夫」は危険な理由
3.認知症になると遺言書は作れない?知らないと怖い法的リスク
4.遺言書の種類を比較|自筆証書と公正証書どちらが良い?
5.2025年開始「デジタル公正証書遺言」とは
6.遺留分とは?遺言が無効になるケース
7.生命保険と遺言書を組み合わせる最強の相続設計
8.遺言書は「家族への最後の思いやり」
9.香川県・徳島県で生前対策を始めるなら専門家相談を
1.なぜ今、遺言書が必要なのか?相続トラブルの現実

相続でもめるのは「資産家」だけではありません。
実際にトラブルが多いのは、
- 実家(土地・建物)だけが財産
- 現金が少ない
- 兄弟が複数いる
こうした"ごく普通の家庭"です。
現金は分けやすいですが、不動産は分けられません。
- 売る?
- 誰が住む?
- 売却益はどう分ける?
感情が絡み、話し合いは簡単にこじれます。
遺言書は、この混乱を防ぐ「交通整理役」なのです。
2.「家族仲が良いから大丈夫」は危険な理由

相続トラブルは「悪意」ではなく「不公平感」から生まれます。
- 長男だけ実家を相続
- 介護した人だけ多く取得
- 兄弟間の昔からのわだかまり
どんなに仲の良い家族でも、金銭が絡むと感情は変わります。
だからこそ、
第三者的なルール(=遺言書)で明確に決めておくことが重要です。
3.認知症になると遺言書は作れない?

ここが最重要ポイントです。
遺言書には「遺言能力(判断能力)」が必要です。
認知症と診断され、判断能力がないと判断されると――
👉 遺言書は無効になる可能性があります
つまり
× いつか書こう
○ 元気な今しか書けない
これが現実です。
生前対策は「早すぎる」ことはありません。
4.遺言書の種類を比較

■ 自筆証書遺言
メリット
・費用ほぼゼロ
・すぐ書ける
デメリット
・形式ミスで無効になりやすい
・紛失・改ざんリスク
・家庭裁判所の検認が必要
■ 公正証書遺言
メリット
・無効リスクほぼゼロ
・検認不要
・公証役場で保管
・最も安全
デメリット
・費用数万円~
👉 確実性重視なら公正証書遺言がおすすめ
5.2025年開始「デジタル公正証書遺言」

2025年10月から
- 自宅からオンライン作成
- マイナンバーカードで本人確認
- テレビ電話で公証人確認
が可能になります。
これにより、
「公証役場に行けない高齢者」
「地方在住者」
でも作成しやすくなります。
遺言書は"特別な制度"から"生活インフラ"へ進化します。
6.遺留分とは?
遺留分とは
法律で保障された最低限の取り分。
例えば
「全財産を長男へ」と書いても、他の子どもは請求できます。
遺留分を無視すると、
👉 遺留分侵害額請求 → 家族トラブル発生
専門家に相談し、
遺留分を考慮した設計が必須です。
7.生命保険と遺言書の最強コンビ

生命保険金は「受取人固有の財産」。
つまり遺産分割の対象外。
例えば
- 長男 → 不動産
- 次男三男 → 保険金
このように設計すれば公平性が保てます。
👉 遺言 × 保険 = 最強の相続対策
8.遺言書は「家族への最後の思いやり」
遺言書は財産リストではありません。
- ありがとう
- 家族仲良く
- 介護への感謝
付言事項で想いを残すこともできます。
それはまさに
家族へのラブレター。
未来の安心をプレゼントする行為なのです。
9.香川県・徳島県で遺言書相談なら
遺言書は法律・税務・家族関係が複雑に絡みます。
自己判断は危険です。
アイリス国際司法書士・行政書士事務所では
- 参加型サポート(費用削減)
- 司法書士×税理士連携
- 生前対策トータル設計
- 無料相談対応
を行っています。

よくある質問【FAQ】
Q. 遺言書は絶対必要ですか?
A. 不動産がある家庭ではほぼ必須です。分割できないためトラブル防止になります。
Q. いつ書くべき?
A. 判断能力がある元気なうち。認知症になると作成できません。
Q. 自筆と公正証書どちらが安全?
A. 無効リスクが少ない公正証書遺言が最も確実です。
Q. 生命保険だけではダメ?
A. 不動産分割はできないため遺言書との併用が理想です。

【無料相談会のご案内】
生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。
📞 電話予約:087-873-2653

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📆 土日祝も可能な限り対応いたします。
また、相続税対策・登記相談も含めた無料相談会も開催中です:

・第3水曜開催:087-813-8686(要予約)

・詳細はこちら:相談会ページへ
香川県外・徳島県の方もオンライン(Zoom)相談可能です。お気軽にお問い合わせください。

あいりす相続らじお
相続した不動産の名義変更(相続登記)は、2024年4月から法律上の義務になりました。
期限は「相続を知ってから3年以内」。放置すると10万円以下の過料だけでなく、売却できない・相続人が増えて手続き不能・家族トラブル発生 といった深刻な問題が起こります。
相続で本当に怖いのは「手続きの難しさ」ではなく、
知らないまま放置してしまうことです。



